ポケモンカードゲーム(通称:ポケカ)において、電気タイプのポケモンは「スピード」と「高火力」を兼ね備えた、攻撃的な戦術の要です。
特に雷エネルギーを軸としたデッキは、序盤から一気に展開し、相手の隙を突く一撃必殺のコンボが魅力。
本記事では、そんな電気タイプの注目カードをピックアップし、それぞれの特徴や活かし方、さらに実戦で使えるデッキ構築例まで詳しくご紹介します。
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気になる方は是非覗いてみてください。
電気ポケモンの特徴とは?
爆発的な火力とスピードで主導権を握る!
電気タイプのポケモンは、高い素早さと攻撃性能を兼ね備えており、序盤から試合の主導権を握るのに適したタイプです。
一部のカードは、「自傷ダメージ」や「エネルギートラッシュ」を代償に、圧倒的な一撃を繰り出す設計になっています。
これにより、相手の切り札を一気に倒す戦略が可能です。
雷エネルギーの加速&火力サポートが豊富!
雷タイプには、エネルギー加速や火力アップをサポートするカードが充実しています。
代表的なものとして、「エレキパワー」はダメージを底上げする強力なグッズであり、「モココ」の特性「ダイナモモーター」は、ベンチから雷エネルギーを加速する手段として多くのデッキに採用されています。
こうしたサポートカードと組み合わせることで、電気ポケモンの爆発力を最大限に活かす戦略が可能になります。
電気ポケモンのおすすめカード7選
ピカチュウ&ゼクロムGX(タッグチーム)

HP | 240 |
タイプ | ![]() |
ワザ |
![]() ![]() ![]() 自分の山札にあるエネルギーを3枚まで、自分のポケモン1匹につける。そして山札を切る。 ![]() ![]() ![]() 追加でエネルギーが3個ついているなら、相手のベンチポケモン1匹にも、170ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。][対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。] |
弱点 |
![]() |
にげる |
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特別ルールではTAG TEAMがきぜつしたとき、相手はサイドを3枚とることができる。
環境トップに長らく君臨したピカゼクは、スタンダードレギュ落ち後もコレクター・カジュアルプレイヤーに人気の高い一枚です。
モココやデデンネGXなどと組み合わせた「雷速攻デッキ」は、今でも非公式大会で活躍しています。
モココ

HP | 90 |
タイプ | ![]() |
特性 |
エレキダイナモ 自分の番に1回使える。自分のトラッシュからエネルギーを1枚選び、ベンチポケモンにつける。 |
ワザ | ![]() ![]() ![]() |
弱点 |
![]() |
にげる |
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進化前の「メリープ」から進化することで、「モコモン」の特性「電チャージ」を使うことができます。
トラッシュにいる雷エネルギーをベンチのポケモンに1枚まで付けられるというものです。
毎ターンエネルギーを供給できるため、雷ポケモンがワザを使いやすくし、ゲーム展開を有利に進めるのに役立ちます。
パルスワンV

HP | 200 |
タイプ | ![]() |
ワザ |
![]() のぞむなら、このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。 ![]() ![]() ![]() 相手のベンチポケモン1匹にも、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。] |
弱点 |
![]() |
にげる | ![]() |
特別ルールとしては、ポケモンVがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とることができる。
モココと組み合わせて、3ターン目には180〜240以上の火力を安定して出せるため、初心者から上級者まで幅広く扱いやすいアタッカーです。
レントラー

HP | 150 |
タイプ | ![]() |
特性 |
みなぎるせんこう 自分の番に、このカードが手札にあり、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いなら、1回使える。このカードをベンチに出す。 |
ワザ |
![]() ![]() ![]() このポケモンにも20ダメージ。 |
弱点 |
![]() |
にげる | ![]() |
ワザの「ワイルドボルト」で環境デッキに多い「ルギアVSTAR」や、「そらをとぶピカチュウ」などの弱点を突いて一撃で倒せるので持ってて嬉しい1枚です。
エネルギーの「リバーサルエネルギー」を出すことですぐに攻撃できます。
ジバコイル

HP | 170 |
タイプ | ![]() |
ワザ |
![]() ![]() ![]() 相手のバトルポケモンをこんらんにする。次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。 ![]() ![]() ![]() ![]() 次の自分の番、このポケモンは「でんじほう」が使えない。 |
弱点 |
![]() |
にげる |
![]() ![]() ![]() |
エネ加速手段としては一歩劣りますが、トリッキーな動きが可能で、複数タイプ混合デッキなどでも重宝されます。
デンリュウex

HP | 330 |
タイプ | ![]() |
ワザ |
![]() ![]() ![]() ![]() のぞむなら、このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、100ダメージ追加。 |
弱点 |
![]() |
にげる |
![]() ![]() |
特別ルールでは、ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とれる。
“環境メタ”として注目される場面もあり、雷タイプで戦略性を重視したい方に向いています。
ロトムV / ロトムVSTAR

HP | 250 |
タイプ | ![]() |
ワザ |
![]() ![]() 自分のトラッシュにある「ポケモンのどうぐ」を好きなだけロストゾーンに置き、その枚数×40ダメージ追加。 |
VSTARパワー |
へんかんスター 自分の番に使える。自分の手札を好きなだけトラッシュし、その枚数ぶん、山札を引く。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。] |
弱点 |
![]() |
にげる | ![]() |
特別ルールとしては、ポケモンVSTARがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とれる。
構築の工夫とプレイヤースキルが問われる上級者向けのカードです。
電気タイプの相性と戦術
弱点を突く相手タイプは?
電気タイプは水タイプに強く、逆に地面(闘)タイプに弱いのが定番です。
水タイプが流行する環境では、電気ポケモンが活躍しやすくなります。
バトル戦術の例
- 序盤:エネルギー加速&場作り(モココなど)
- 中盤:速攻&高火力ワザでプレッシャー(ピカゼク、レントラーVなど)
- 終盤:サイドの枚数を意識して、一気に勝負を決める
電気タイプは、1ターンの選択が勝敗を左右する場面が多いため、プレイヤーの判断力も試されます。
電気ポケモンデッキ構築のコツ
必須カード例
- モココ(ダイナモモーター)
- ジバコイル(エネ変換)
- 雷エネルギー専用サポート(エレキパワーなど)
雷エネルギーの流れを絶やさない構築を目指すことがポイントです。
今後注目の新弾&環境予測(2025年版)
- 新登場予定の「パラドックスポケモン(電気タイプ)」情報
- ジムバトルや大会環境での雷デッキの立ち位置
- 現環境における水タイプ人気の高まり=雷タイプの活躍が見込まれる
まとめ
電気タイプのポケモンカードは、スピード感と爆発力のある戦いができるのが最大の魅力です。
うまく扱うには「エネルギー管理」と「攻撃タイミング」の見極めが必要ですが、それこそが雷デッキの楽しさでもあります。
自分だけの電気ポケモンデッキを作り、勝利の一撃を決めましょう!